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日本で家事代行が流行しない理由

JUGEMテーマ:育児

「共働きなら、2人だけで家事育児はしない」ハウスキーパーは当たり前? シンガポールの子育て事情  

そりゃそうだよね、という話でもあるけれど。

日本で、家事代行があまり浸透しない理由は、なんだろう?

いくつか仮説が考えられる。


・過剰にセキュリティ意識が高く・マイホーム主義が高じている。

他人を家に招き入れることに抵抗がある人が多い。
若い人なら、シェアハウスやAirbnb等の利用で、そうした抵抗感も薄れつつあるのかもしれないが、
オートロックのセキュリティやセコムやアルソックの警備が当たり前のようにサービスとして提供されている中で、
それらを無視して、誰もいない部屋に他人を招き入れることは、物理的にも心理的にも難しいことに思われる。

・家事=仕事=アウトソース可能なものという認識が薄い

介護が保険適用のサービスになるときにも、このような議論があったかと思う。
家のことは家の中でする、といった考え方だ。
実際には、その仕事(家事)は第三者に任せることができるものにも関わらず、それを他人に任せることができないのには、各家庭ごとに決められたルールがあり、それがマニュアル化されていない属人化・属家庭化されてしまっているから、ハウスキーパーに対して的確な指示ができない、あるいはそれによる労力が発生してしまう、といったことが考えられる。

・夫婦間での役割分業意識が根強い

これまで日本の経済成長を支えてきたのが、良くも悪くも固定的な男性が外、女性が内という男性稼ぎ手モデルである。
そうした意識が根強いまま、女性のみが仕事も子育ても負担してしまっているケースや、男性の長時間労働の実態が改善されず男性の家事参加ができないケースなど様々な事情から、夫婦間でアンバランスな役割分担のまま解決策のために夫婦で話し合いができていない、といったことが考えられる。


解決に向けてはいくつか順序を踏まなければならない。

・家事・育児の棚おろし
自分の家庭で、どんな家事・育児あるいは介護などの仕事があるかリスト化する。
そのうえで、その担当はだれか、アウトソース可能なものはどれか、などを決める。

・家事の標準化
適切にアウトソースできるよう、家事を複雑化せず、物の配置や冷蔵庫の中身、調理器具などの整理を行う。
ハウスキーパー自身、各家庭でルールがさまざまなことは承知しているが、より標準的な家事体系にすることで、ハウスキーパーの行う家事の効率も質も上がるものと思われる。

・リスク対策
当然、盗難や家具・備品の破損などのリスクが考えられる。
サービス提供事業者の責任範囲を確認することはもちろん、ハウスキーパーとの適切なコミュニケーションと信頼関係を築き、プライベート範囲を明確にする必要がある。

以上のような過程を踏んだうえで、実際にコストがその対価に見合うものかどうか、よく吟味する必要はある。
ハウスキーパーを雇うことで、自分自身に時間的な投資ができ、スキルやキャリア、そして収入のアップや、生活のゆとり・ストレスの軽減などの効果が期待できるのでれば、十分に利用する価値はある。

 
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